シーワールドカジノの社長に就任したチョンウォンのもとに、スヨンが訪ねてくる。来訪の目的はもちろん、イナの消息を聞くことだ。しかしチョンウォンは、イナとの約束もあり、イナがアメリカに渡ったことをスヨンには教えない。スヨンは涙する。海外マーケティング部で販売促進を任せられたスヨンは、日本からの団体客の接待を命じられる。ところがその団体客はヤクザの一行だった。スヨンはヤクザの組長からプロポーズされるが、「一生、愛し続ける人がいる」と断る。チョンウォンはスヨンを慰めようと食事に誘う。ところが酒に酔ったスヨンが寝てしまい、チョンウォンはスヨンを自分のホテルのスィートルームに泊める。
チョンウォンは自分がスヨンに惹かれていることを自覚する。翌朝、スヨンがチョンウォンの部屋で食事をしているときにチニが現れる。チニはチョンウォンがスヨンと一緒にいるのを見てショックを受ける。チニから責められたチョンウォンはひるむことなく、シーワールドカジノの社長として、チュンムンホテルを率いるチニに宣戦布告する。一方、テスはチョンエに愛を告白、無理やりキスをする。しかし、イナのことを忘れられないチョンエは、テスの気持ちを受け入れることは出来ない。ロスでは、イナとチョングがアメリカでの生活にだいぶ慣れてきていた。イナとチョングはジェニーにカジノへ連れて行ってもらい、大勝ちする。しかしチョングは、もっと稼ごうと欲を出し、イカサマを働き、警察に連行される。そんなとき、カジノでイナの腕を見ていたファルコーネというイタリア・マフィアのボスが、「自分のところで働かないか」とイナを勧誘する。イナは、チョングの釈放と引き換えに、ファルコーネのもとで働くことにする。その頃韓国では、テジュンが、イナとチョングはサンドゥにはめられてハン・ミョンジン殺害事件に巻き込まれたという真実に気づきつつあった。
オールイン運命の愛
やすらぎの刻～道 (평온한 시간~길) 第150話
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