ホテルのバカラルームで、新米ディーラーと保安要員としてついに再会したスヨンとイナ。しかし、スヨンはマイケル・チャンに負け続ける。マイケルは一度勝負を中断し、6時間後に再開することを提案する。スヨンの教官でもあり、カジノのマネージャーでもあるミランは、ディーラーの交替を打診するが、マイケルは交替を認めない。休憩時間にスヨンはイナとしばし憩いの時を持つ。チョンウォンは、マイケルの弱点を探るためビデオの解析を急ぐが、マイケルの弱点を見つけることはできなかった。イナはスヨンを何とかして救いたいと思い、マイケルのビデオを見ているうちに、あることに気づく。ウェイトレスがマイケルに飲み物をサービスするたびに、なぜかマイケルは咳き込み、ペースを乱すのだ。イナとチョングはそのことをハン理事に報告するが、最初ハン理事は取り合わない。
しかし、それを聞いたチョンウォンは、マイケルは香りに過敏な体質で、ウェイトレスが使っている化粧品の香りに反応したのではないかと考え付き、スヨンにその化粧品を使うよう指示する。その香りのかく乱効果が現れ、マイケルはみるみるうちにペースを崩し、カジノ側は大損害をこうむることを回避する。スンドン会長は、マイケルの弱点に最初に気づいたのがイナだと聞き、その場でイナを正式に職員として採用する。ここに、イナとチョンウォンも再会を果たす。一方、突然姿を消したイナの行方を知りたがっている者が二人いた。一人は、イナに想いを寄せるチョンエ。
もう一人は、イナをテチの仇と狙うテスである。テスは、イナの行方を知るため、イナの仲間だったヨンテ、シボン、サングを次々に襲わせる。刑事のテジュンは仲間たちの仕返しに、テスの事務所へ乗り込むが、自分がナイトクラブなどから賄賂を受け取っている写真を突きつけられ、歯噛みするしかなかった。イナは、チョングと共に、会長秘書室で金を届けた帰り、昔の仲間に会うためにヨンドゥンポのナイトクラブに顔を出す。ところがそこでテスとばったり出会ってしまう。イナはチョングと共にテスたち一味に追われ、路地へと逃げ込む。
オールイン運命の愛
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