ピットボスに昇格したイナは、天才ギャンブラーの片鱗を覗かせ、非凡な才能を発揮し始める。周囲の嫉妬や羨望をよそに、ピットボスとしてフロアで最高の勝率を叩き出し、幹部たちを驚かせる。スヨンとの心の距離もどんどん縮まって行き、二人はついに恋人同士となる。一方、チョンウォンは、ソ・スンドン会長が買収しようとしているシーワールドカジノを、父トファンも狙っていることを知る。トファンは、スングクに指示して暴力団組長のサンドゥを使い、暴力的な手段に訴えてでもシーワールドを我が物にしようとしていた。そのことを知ったチョンウォンは悩み、傷つく。
ソ・スンドン会長率いるオアシス・グループは、シーワールドカジノの買収を念頭に置き、今まで、チュンムンホテルのカジノを取り仕切っていたハン理事をシーワールドカジノの責任者とし、ハン理事の後継者として会長の娘チニが登用されることになった。今まで、ディーラー仲間だと思っていたチニが、実は会長の娘だったと知り、スヨンをはじめとして全員が驚愕する。トファンの工作は徐々に実を結び、スンドン会長のシーワールドカジノ買収には暗雲が垂れ込め始める。スンドン会長はついに、シーワールドカジノの買収を邪魔しているのはチェ・ドファンではないかと気づく。
チョンウォンは動揺する。テスはチョンエに恋心を抱き、イナと別れろと迫る。テスは相変わらず、イナを仇と狙っており、ついにイナとチョングが済州島にいることを突き止める。しかし、サンドゥは、刑務所時代に会ったイナのギャンブルの腕を忘れていなかった。サンドゥは、テスに「敵討ちは後回しだ」といい、イナの腕を利用しようとする。済州島で、イナとチョングは、サンドゥとテスと再会する。
オールイン運命の愛
やすらぎの刻～道 (평온한 시간~길) 第150話
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