スングクがスヨンに危害を加えるのではないかと心配したイナは、スヨンに「ホテルを辞めろ」と言う。チョンウォンも、スングクが「次の入札から手を引かなければスヨンに危害を加える」とイナを脅したことを知り、スヨンにホテルを辞めるようにと言う。スヨンはホテルを辞め、観光ガイドとして働き始める。イナとチョングは検察に出頭し、ハン・ミョンジン殺害事件の真実を語り、テジュンが今まで捜査して掴んだ事実をすべて検察に伝える。二人の容疑は晴れ、起訴猶予処分となる。その結果、トファンとスングクは逮捕される。トファンは、すべての罪を自分に被せる以外にシーワールドが生き残る方策はない、とチョンウォンに説く。チョ議員をはじめとして、今まで懇意にしていた政治家や銀行からもそっぽを向かれ、絶対絶命のシーワールドだったが、チョンウォンは諦めない。
一方、イナは、マイケル・チャンの資金の出所がファルコーネだったことをリエから教えられる。それを知ったイナたちは、次の入札を放棄する。イナとチョングはこれを機会に、ビジネスの世界からきっぱりと足を洗うことを決意する。イナはチョンウォンに、マイケルに勝つためにはチニと力を合わせろ、と助言する。チョングはジェニーと共に、再びプロ・ギャンブラーとして生きる道を選び、アメリカへ戻る。イナは岬にある修道院の近くに立てた家へ向かう。そこへスヨンが現れ、ようやくここにイナとスヨンは二人だけの暮らしを手に入れる。
オールイン運命の愛
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