加賀恭一郎(安部寛)と松宮脩平(溝端淳平)は、手土産を持って三井峯子(原田美枝子)の親友であり、この事件の第一発見者である翻訳家・吉岡多美子(草刈民代)を訪ねた。
事件当日を振り返って、多美子は答えた。「6時半に峯子の家に行く約束をしていたが、急な予定が出来たので、7時半に変えてほしい、という連絡を6時にした」。変更させたのは恋人のコウジ・タチバナ(谷原章介)。「今日の6時30分に、銀座の宝石店で会おう」と急な約束を入れたからだ。 コウジから銀座の宝石店でプロポーズをされ、その後峯子が殺害されてしまい、多美子は大きなショックを受けていた。「携帯をなくした人はいないか」と多美子に聞く加賀。被害者の峯子の携帯に、公衆電話からの着信履歴が残っていたからだ。多美子はとっさに言葉を濁す。コウジが多美子にかけてきた電話は公衆電話だったのだ。しかも多美子はコウジに、峯子と会うことも伝えていた。
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