イナとチョンウォンは、スヨンの父チョンテを襲ったイム・デス一味たちを撃退する。しかしイム・デスたちは暴力団「大熊組」の組員だった。仲間たちは報復を心配するが、イナは気にもしなかった。ところが、チョンテがイナのおじチスを頼ってきた。高利貸しに返す金を作るために、チスのイカサマ賭博の腕を借りたいと言うのだ。「三日以内に金を作らなければ、娘(スヨン)まで何をされるか分からない」とチョンテが言うのを聞いて、イナはチスにチョンテを助けてくれるよう頼む。翌日の夜、イナが仲間とチョンウォンと街で遊んでいるときに、シボンが大熊組に捕まったという知らせが入る。大熊組の組長テチは、イナだけを残し、他の仲間は帰させる。テチの狙いはイナの花札の腕だった。
ギャンブラーとしてのイナの才能を見抜いたテチは、イナに、自分の傘下に入りイカサマ賭博師として働けと勧誘するが、イナは頑なに拒否、散々に痛めつけられる。傷だらけのイナは、無意識のうちに映画館のスヨンに会いに行く。スヨンはイナを介抱してくれ、二人の心の距離は縮まる。しかしチョンウォンは、父とファンから「イナと親しくするのはやめろ」と命令される。一方、チスはチョンテを助けてやることにし、イカサマ賭博でチョンテを儲けさせてやる。チスは無事に帰宅し、イナにチョンテを助けてやったことを報告、イナは安堵する。しかし、実はチスと別れたあと、チョンテは、賭博で負かした男に襲われ、階段を転げ落ちて亡くなってしまう。
イナは、映画を見に行ったチョンエたちから「映画館の映写技師が亡くなったから上映中止」と聞かされ、急いで映画館に駆けつける。すでに映画館にスヨンの姿はなく、彼女はテスたちの倉庫に監禁されていた。イナは、テジュン、サング、ヨンテ、シボン、チョンウォンと共に殴り込みをかけ、スヨンを助け出す。しかし逃走する際にシボンがテスたちに捕まり、列車の線路から飛び降りて重傷を追う。怒ったイナは復讐を決意。チョンウォンの作戦に基づき、テスたちの倉庫を焼き討ちする。ところが無人だと思った倉庫は実は無人ではなく、組長のテチと女がまだ残っていたのだ。
オールイン運命の愛
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