鳴海(深田恭子)の潔白を証明しようと有名なインテリアデザイナーにたてついたせいで、開発営業部から現場の仕事に飛ばされた健一郎(佐藤隆太)。そんな折、健一郎の携帯に鳴海から着信があり、切羽詰まった様子で助けを求めてきた。熊沢(田中圭)は相手にするなと言うが、健一郎は「助けを求めている人間を放っとくなんてできない!」と飛び出していく。
慌てて駆け付けた健一郎だったが、鳴海の用件とは台所に出てきたゴキブリをなんとかしてくれということだった。迷惑顔の健一郎は「もう二度と電話しないでくれ」と憤然とアパートを出る。
翌日、健一郎は開発営業部の部長・山崎芳樹(宇梶剛士)からある仕事を任せたいと告げられる。それは、アパート建設計画に反対する周辺住民を説得する“説明係”。住民が浴びせる罵声にひたすら耐える辛い仕事だが、やり遂げれば開発営業部に戻れるよう上層部に話をつけたという。山崎が与えてくれたチャンスに健一郎は「ぜひやらせてください」と意気込む。
同じ頃、鳴海のもとには見るからに怪しげな男・国枝(波岡一喜)が現れていた。ギョッとした様子で逃げ出す鳴海を捕まえた国枝は「俺と一緒になれ。一生俺に尽くして償いをしろ」と迫る。
まっすぐな男
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