ある早朝、神南署管内で散弾銃と、500発もの実弾が盗まれた。安積(佐々木蔵之介)が現場に到着すると、鑑識係長の石倉(唐十郎)の姿があった。石倉は、犯人がすぐに別の事件を起こすだろうと予見。そしてその言葉どおり、現金一億円を積んだ輸送車が行方不明になったと、ほどなく神南署に通報が…。 安積と水野(黒谷友香)が警備会社へ訪れると、運転していたのは沖田(金井シゲル)という警備員だと聞かされる。また、沖田の家族に連絡をしているが、事件発生後から連絡がつかないという。安積は沖田が家族を人質にされて犯行に及んだ可能性があると考え、沖田の自宅へ急行するよう村雨(中村俊介)に命じる。 その数時間後、交通課の速水(細川茂樹)が速度違反で検挙した車から、一億円が発見された。運転していた小西(宮川一朗太)を神南署へ連行するが、小西は取り調べに対して黙秘を続けるばかりだ。
一方、事件の容疑者が逮捕されたとのニュースが流れて間もなく、「警備員を助けたければ30分以内に、逮捕した男に一億円を持たせて釈放しろ」と安積班に電話が。電話をかけてきたのは、主犯の岸本(岡本健一)だった。犯人の目的を小西に問いただす安積だが、小西は耳をふさぎ黙秘を続ける。

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