借金の取り立てに行った元の清瀬家で、紅子は娼婦になった麗華と再会する。奇しくもその娼館のオーナーは、久我山の長男・康助だった。紅子は眞一のもとに戻るよう麗華を説得するが、自分には母親になる資格がない、と麗華は拒絶する。そんな麗華の姿に不敵な笑みを浮かべる康助。 翌日、紅子は麗華を自由にするための金を用意して、再び娼館を訪ねるが、康助は金の問題ではないとあざ笑う。麗華もとりつく島もなく、紅子を追い返す。久我山の呪いが、再び紅子たちを襲うのか...。
母を待ち続け、迎えにこない母に、自分は捨てられた、と眞一は絶望する。不憫でならない紅子は、麗華を取り戻すために、ある決心をする...。

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