現代社会に鋭く切り込むルポルタージュで定評のあるノンフィクションライター・吉村翔子(高畑淳子)が新たな取材対象に選んだのは、元助産師の桐山冬子(市毛良枝)。冬子は、中絶しようとする妊婦のもとを訪れて、思い止まるよう説得していたグループ「天使の代理人」の代表。冬子は、自分たちの活動を振り返り、ある女性の話を翔子に語りはじめる…。
結婚五年目にして、待望の妊娠をした佐藤有希恵(星野真里)は、病院側のミスにより、同姓同名の佐藤雪絵(加賀美早紀)と間違えられて、中絶手術をされてしまう。赤ん坊の死を乗り越えられない有希恵の中で、もう一人のサトウユキエに対して激しい憎しみと復讐心が燃え上がる。 一方、妊娠に不安を抱えていた雪絵は、訪ねてきた“天使の代理人”の言葉に中絶を思い止まっていた。
天使の代理人
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