紅子と藤堂の結婚式の準備が着着と進む。凛子として幸せをつかむ決心をした紅子。真彦への思いを封印し、育ての母・和子をも冷たく切り捨てる。紅子が自分の気持ちに嘘をついているようで、孝太郎は心配するが...。藤堂もまた、紅子が本当に真彦のことで心の整理がついたのかどうか、不安に思っていた。そんなとき、真彦と藤堂が偶然、顔を合わせる。武蔵野を出て行く、と藤堂に告げる真彦。これからは藤堂が紅子を守ってやってほしい、と頼んだ。結婚式を明日に控えて、紅子は凛子の墓参りにいく。もしかしたら真彦が来ているかもしれない、と淡い期待を抱くが...。
娼婦と淑女
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