マンションの非常階段下で真弓という女性の変死体が発見された。倉石らの検視で体には殴られたような古傷があり、手首には新しい圧迫痕があることがわかる。踵にはこれも新しい擦過傷があったが、なぜか靴はきちんと履いていた。どうやら突き落とされた際に脱げた靴を、誰かが死んだ後に履かせたらしい。倉石の見立ては他殺、立原らは捜査を開始する。
通報したのは、水漏れ調査のため現場近くの地中探査をしていた、通称『フクロウ隊』。鉄階段を転がり落ちる音を聞き、現場に駆けつけ、真弓の遺体と真弓の息子・周平を発見したという。 周平から話を聞く一ノ瀬。周平は「パパがママを殺した」と証言する。事件当夜の11時ごろ、真弓の別れた夫・小菅がマンションに訪ねてきたという。小菅はDVが原因で真弓と離婚、復縁を迫っていたらしい。
臨場2
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