勢いに比例して、新会社の業績もどんどん上がっていく。そして金太郎は、ある決意を胸に会長室へと向かう。金太郎が持ちかけたのは、なんとヤマト中央建設との合併の提案だった。「ヤマト中央建設会長としてその提案を呑もう」。大和会長はそれを受諾する。
だが、今回のリストラ騒動の責任を取って黒川は辞意を表明する。涙ながらに懇願する金太郎。「俺、社長が大好きです! 会長も大好きです! この会社が大好きです! だからお願いします、そばにいさせて下さい。俺のそばにいて下さい。お願いします!!」。黒川はそんな金太郎を殴り飛ばす。「甘ったれるな! 俺とおまえは命がけでケンカをした! 男と男のケンカだ。そのケンカにおまえが勝って俺が負けた、それだけのことだ!」。
二人の間に大和会長が割って入る。「今回の件、すべての責任は私が取る……ワシは一つ、大きか仕事ばやり残しちょる。引退する前に、その仕事ば、やり遂げよっち思う……金太郎、ワシと一緒に戦ってくれんか。ワシの命がけのケンカにつき合うてくれんね……」。はたして大和会長が命がけでぶつかる最後の仕事とは!?
サ
ラリーマン金太郎2
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