軍師官兵衛 第9話「官兵衛試される」
官兵衛の力を推し計る半兵衛は、岐阜城にとんぼ返りした。そんな忙しい主君をコマネズミと評した石田三成は、織田につくとはそういうことだと宮兵衛に助言する。
その三成の案内で、官兵衛は竹中半兵衛と長浜城で対面した。
官兵衛は、軍師として名高い半兵衛に会えるとを楽しみにしていたのだが、半兵衛は官兵衛がどれほどの男なのか試そうとして厳しく接する。
当時の播磨は、ほとんどが毛利になびいている状況で、織田氏としては形勢を一遍に変える必要があった。半兵衛は、その手立てを訊くことによって、官兵衛の力量を推し計ろうとしたのだ。
半兵衛の問いに対し、懸命に考えた官兵衛は、播磨において大をなす御着城の小寺氏、三木城の別所氏、龍野城の赤松氏の当主を、揃って信長に謁見させることを提言する。
そうすれば、ほかの者たちも遅れてはならないと争って織田方になびくと思われたからだ。
その三家を説き伏せるのは容易ではないことだが、ほかに手立てがないと感じた官兵衛は、必ず説得すると宣言した。
軍師官兵衛 江口洋介 竹中直人 柴田恭兵 岡田准一
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