鶴丸あや（名取裕子）のもとに、２件の痴漢容疑で逮捕された男が送致されて来た。その被疑者とは老舗和菓子店の店主・川上信平（高田賢一）で、日時は違うが、同じバス路線で法科大学院生の栗原由貴（前田亜季）と主婦の和田美也子（藤巻るも）に痴漢行為を働いた容疑がかけられていた。警察の取調べに対しては一貫して否認し続けていた川上だが、なぜかあやの顔を見たとたん、なげやりになって全面的に容疑を認めた。「ダメだ。これじゃ勝ち目ない…」。自分を見てつぶやいた川上の言葉が気にかかったあやは、独自の捜査を開始する。
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京都地検の女 名取裕子 寺島進 益岡徹
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