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坂の上の雲 第1回:少年の国

Written By 来夢 on 2010年12月1日水曜日

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260年続いた幕藩体制を倒して、日本には「明治」近代国家が誕生した。その国は、帝国主義まっただ中の西欧列強という「大人」たちに囲まれた「少年の国」であった。  四国・伊予松山に三人の男がいた。後に明治日本が直面した最大の危機「日露戦争」において、大きな役割を担うことになる秋山好古(阿部寛)・真之(本木雅弘)兄弟と日本の近代文学を代表する正岡子規(香川照之)である。三人の主人公は松山の人々とその風土の中で育ち、やがて東京へと旅立って行く。後年、そろって帰郷した三人は、松山城を背に記念写真に納まる。  明治16年(1883年)、好古は東京の陸軍大学に入学。その年の6月、自由民権運動の熱弁をふるっている子規に妹の律(菅野美穂)が手紙を持ってくる。東京の叔父から上京を促す手紙だった。喜び、すぐさま東京へ。
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坂の上の雲 本木雅弘 阿部 寛 菅野美穂

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