アパートを探し始めた美丘(吉高由里子)と、太一(林遣都)は、一年後に取り壊される期限つきの物件を契約する。これから始まる二人の生活に期待して、はしゃぐ美丘を見つめながら、太一はこのささやかな幸せを守り抜くことを静かに誓っていた。 しかし、美丘に残された時間はそう長くはなかった。母・佳織(真矢みき)は、主治医の高梨(谷原章介)から「美丘さんの体が自由に動く時間は限られてきています」と告げられる。佳織は、やっと自分の足で歩き出した美丘を思いこみあげてくる涙を止める事が出来なかった。
いっぽうで高梨は、教授の池上(升毅)から、美丘を入院させて症例を学会に発表するように進言される。高梨もまた、美丘の幸せを願いつつも、別の現実を突きつけられ苦悩していた。

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