一流飲食店をバッサリと斬る連載『恨メシ屋』も一周年を迎え、順風満帆…のはずが、絵里子(山田優)は浮かぬ表情。というのも、絵里子が先月稼いだ原稿料は8万1200円。目標の月収30万円には到底及ばないのだ。絵里子に好意を寄せる『週刊秘宝』の編集者・正宗(小泉孝太郎)は「単行本にしてはどうでしょうか」と提案するが、編集長の梅本(大杉漣)に「そう簡単に本なんか出せるか」と斬り捨てられてしまう。
その夜、絵里子が帰宅すると、母・光代(渡辺えり)がため息をついていた。東京にいる人を対象にした中学の同窓会の案内が届いたのだが、光代には5000円の会費を払う金銭的余裕などないからだ。その姿を見た絵里子は、入ったばかりのギャラ5000円を渡し、光代を同窓会へと送り出す。

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