高知の貧乏な家に生まれ育った相原絵里子(山田優)は、家庭内暴力や学校でのイジメに見舞われる“不幸の連続人生”を送ってきた。だが、そんな彼女にも幸せを感じる時間があった。それは絵を描いている時だ。典型的なダメ親父である義父・正造(陣内孝則)も、絵里子の絵だけは褒めてくれた。
奇跡的(?)にも東京の美大に合格し、何とか工面して入学金も払った矢先、またしても大きな不幸が絵里子を襲う。生活苦で追い詰められた正造が、自分と母・光代(渡辺えり)を車に乗せ、金を出せと迫ってきたのだ! だが、運が悪いことに、車からガソリンが漏れ始め、そのまま車は爆発。逃げ遅れた正造だけが死亡してしまう。

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