紅子と太一が乗る自転車が、親子連れと接触。はねとばされた少女が怪我をする。少女に駆け寄った紅子は、それが妹の藍子と気付く。藍子にすがっていた母・和子は、紅子そっくりの令嬢を見て...。
事故の処理のため、貧しい和子の家を訪れた藤堂は、紅子がこの家の娘だとつきとめる。紅子の秘密をさらに握る藤堂。 藍子のことが心配な紅子。しかし、凛子として生きる以上、実家に戻るわけにもいかず、何もできない歯がゆさを募らせる。 そんな折、真彦と衝突する紅子。自分は真彦にとって、凛子の仇を討つための道具にすぎないのか、と孤独をかみしめる。凛子への嫉妬が紅子の中に芽生え始め...。
娼婦と淑女
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