紅子と陽平が娼館を出るまさにその時、売春容疑で警官隊が乗りこんでくる。密告したのは藤堂だった。「この店を取り仕切っているのは、あたしだ!」紅子は警官に名乗り出る。 藤堂は紅子のために、危険人物・康助を排除しようとしたのだが、娼館を守りたい紅子は、藤堂と敵対することに...。紅子の行動を理解できない藤堂は陽平の存在に嫉妬を狂わせていく。 紅子は娼館に残り、オーナーとして、娼婦たちが働きやすい環境を作る。その傍には、紅子を見守る陽平の姿が...。 その夜、客は一人も来なかった。藤堂の妨害工作だった。そこへ眞一が現れる。その手には包丁を握りしめており...。
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