皆川を殺した犯人として、北村清美が捕まった。
清美は花を手向けたいと、皆川の娘・美咲が自殺した現場に出かけたが、そこで皆川と鉢合わせたという。皆川から、そんなことをしても美咲は帰ってこないと激しく責められ、殺すつもりはなかったが思わず突き落としたと言う。 では、清美が、16年前、永嶋の父を殺害した皆川の共犯者だったのか?
16年前の臨場を思い出す倉石。 あの時、谷本は机の下に落ちた煙草の葉を採取していた…。 そして、まだ拾いきれていないものがある、と。
清美は、永嶋の父を殺した人物を庇っているのではないか。 仮に今、その人物が見つかっても、事件は時効を迎えているだけに何もできない。 しかし、立原は犯人を特定したいと五代に直訴、捜査を続行する。
容疑者として、当時、永嶋の父のゼミで学んでいた清美の夫、北村が再び浮上するが決定的な証拠がない。 そして、もう一人、皆川の高校時代の友人であった、清美の兄、純一が捜査線上に上がる。
犯人が純一だと思いこむ永嶋。 永嶋は、単独で純一に近づき、「俺の親父を殺したのは、あんたか」と詰め寄り、乱闘となる。 居合わせた一ノ瀬に引き止められる永嶋。
翌日、とある公園から、その純一の変死体が発見される!! 臨場した倉石の見立ては他殺だった。
果たして16年前の犯人は誰だったのか? また、純一は誰に殺害されたのか?
……全ての謎が、今、解き明かされる!!
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