芳賀稲子(吉瀬美智子)、35歳、独身。あだ名は「ハガネ」。恋人に結婚を申し込まれて円満に仕事を辞めたものの、つい最近、結婚式の直前にフラれてしまい、一人やけ酒をあおる寂しい日々を過ごしていた。
そんなある日、彼女は大学時代の同級生・先崎徹(設楽統)に頼まれて小学校の臨時教師として働くことになる。副担任の塩田渉(要潤)と共に彼女が受け持つことになったのは4年3組。だが、このクラスはこの1年あまりで3人も担任が辞めている、いわくつきのクラスだった。
着任早々、クラスのイジメられっ子・広(戸谷駆)のことが気になったハガネは、彼の家を家庭訪問し、母親のリカ(吉澤ひとみ)から事情を聞くことにとする。持ち前のタフさと根性で児童や親と向かい合い、今、学校で起きている問題に真っ正面から挑もうとするハガネだったが……。
ハガネの女
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