道路に飛び出した子どもをかばい、交通事故に遭ってしまった努。駆けつけたこずえたちの懸命の祈りもむなしく、努は二度と帰らぬ人となってしまった…。 心が張り裂けるほどの悲しい現実に耐えつつ、こずえたちは神奈川実践とのインターハイ決勝へと向かう。試合前、いつになく選手たちの努力をたたえる本郷に、こずえたちはこれまでの辛く悲しい練習の日々を改めて思い出し、コートへと出て行く。
いまや目の前の敵・神奈川実践のエースとなったみどりも、こずえたち同様、深い悲しみを乗り越え、コートに向かう。そのとき、みどりがふとスタンドを見上げると、なんとバレーを続けることに猛反対だった母・波子が観戦に来ていた。 そんなこずえとみどりの状況を知った猪野熊は、「バレーで悲しみを紛らわせるんだ、本物のアスリートは」とつぶやく。
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