大正13年9月。年に一度の岸和田だんじり祭の日がやってきた。呉服屋の長女・小原糸子(二宮 星)は夜明けと同時に飛び起きて、祭りに出る父・善作(小林 薫)を元気一杯に見送る。だんじりが大好きな糸子の夢は、大工になってだんじりの屋根に乗ること。しかし、女の子である糸子にそれは許されないことだった。ある日、糸子は父のお使いで呉服の集金に行くことに。その帰り道、近所の男の子からケンカを売られ、取っ組み合ううちに集金したお金を川に流してしまう。無一文で戻った糸子は善作から頬を思い切り殴られ、「女のくせに男と張り合うな」とたしなめられる。糸子はなぜ女なんかに生まれてきたのかと落ち込むが、そんな時神戸にいる母方の祖母・貞子(十朱幸代)からドレスをプレゼントされる。





















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