ある日、命は移植外科医の真中から手術の執刀をしてもらえないかとの話を持ちかけられる。 患者は15歳の古里春日。肝移植を必要としていたが、現在はドナーが現れるのを待っている状態だった。
しかし、この手術には大きな問題が…。彼女は、内臓が左右逆転している内臓逆位だったのだ。 この為、手術はドナーの腹部の右に入っている肝臓を、春日の腹部の左に移植するという、世界でも殆ど類を見ない難しいものになることが予想された。 手術の話を聞いた危は、普段誰とも群れようとしない真中が、急に周囲を強引に説得してこの手術の話を命に持ちかけてきたことに引っかかるものを感じ、今回の手術は降りた方がいいと薦める…。
0 コメント :
Speak up your mind
Tell us what you're thinking... !