お誕生日会のときにくるみ（観月ありさ）の料理を食べたさくら（ともさかりえ）の主婦仲間の依頼で、くるみは商店街にある空き店舗を使って家庭料理の作り方を教えることに。その人気にさくらとミキ（西原亜希）は、本格的な料理教室にすべきと主張するが、くるみはしり込みする。
一方秋田の田舎から祖父・広吉（大滝秀治）が突然くるみのアパートにやってきた。和也（細川茂樹）や康太（野村周平）とのことを取り繕おうとするが、結局和也が行方不明であることがばれてしまい、広吉はくるみが交通誘導員のバイトをする現場まで乗り込んできてしまう。その上広吉は、そこにいた交通誘導員のおっさん（イッセー尾形）も、借金作って逃げている同郷の佐藤喜市だと気付く。
広吉はきりたんぽ鍋を作って喜市、くるみ、康太を迎え、「さっさと秋田に帰って来い！」と説教を始めるが、「帰りたくても帰れないこともある」と喜市が逆切れ。くるみも和也が戻ってくるかもしれないと言い泣き出してしまう。その夜、広吉は康太に幼くして母親と別れたくるみの過去を話して聞かせる。
翌日、くるみは広吉とおはぎを作る。おばあちゃんと一緒に作った思い出の味だ。料理教室の話をくるみが切り出すと、広吉は「やってみればいい」と背中を押す。その言葉でくるみはついに料理教室をスタートさせる。同じ頃、銀座の宝くじ売り場に並ぶ喜市。その列の後ろには和也がいた…。
天使のわけまえ
やすらぎの刻～道 (평온한 시간~길) 第150話
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