追いつめられたソンヒは、スンミを一人ニューヨークへ行かせようとする。そこへウンソンたちが現れる。ソンヒに手を上げるピョンジュン。ウヌはその手を押さえ、ソンヒを「お母さん」と呼ぶ。スンミはウンソンに責められ、継父ピョンジュンとウンソンに対する複雑な思い、そしてファンへの想いを漏らす。そんな2人のやり取りを見つめるファン。 翌朝、ピョンジュンはジュンセとパク弁護士に付き添われ、警察に出頭。保険金を返すことを条件に刑事告訴を免れる。ソンヒも同じ処分に。代理店を解約したソンヒ。家も返そうと言うスンミに、ソンヒは力無く「好きになさい」と答える。明け方、ソンヒは屋上に上がり、手すりに手を掛ける。屋上から飛び降りようとするソンヒを必死に止めるスンミ。
ソンヒは保険金を全額返還し、ピョンジュンにその領収証を渡す。すべてを差し出したソンヒは、生きることでスンミに償うと言い残して去る。スンミは買ってやれなかったプルコギバーガーをウヌに渡し、ウンソンに別れを告げる。さらにファンと一度やってみたかったことがあると言って、ファンと一緒にバスに乗り、ファンへの想いを断ち切る。すべてを精算し、ソウルを離れるソンヒとスンミ。ウンソンはピョンジュンに勧められ、ウヌを連れて留学することに。激怒するファンだが、ウヌのためと言われては何も言えない。ウンソンの留学を知ったスクチャは、「後悔しない道を選べ」とファンに留学の許可を出す。ウンソンはファンに「待ってて」と素直な気持ちをぶつけ、ファンもそれに応える。ファンはスクチャにいい思い出を作ってやりたいと、ソウルに残ることを決意。本社に入社願書を出す。 パク弁護士は法律事務所への転職が決まり、イニョンはウンソンと和解。ジュンセとヘリはクルーズ・レストラン開業のため、ウンソンの見送りはできない。ジュンセは「ファンと幸せになれ」と言って、東海へ出発する。
一方、ピョ執事が見合いを断り、ヨンナンはピョ執事が慕っていた熟女が自分だと知る。 二人の気持ちに気づいたスクチャは、ひと安心。遺言状を破り、株式をすべて社員に分け与えると言う。残りの財産の処理をファンに、社員のマンションの建設をピョンジュンに任せる。
スクチャから本社に入る理由を聞かれたファンは、父親と同じ所で働いてみたかったと答える。ファンが父親が死んだのは自分のせいだと思いこみ苦しんでいたことを知り、なだめるスクチャ。ファンはやっと罪悪感を手放すことができた。 一方、スンミは地方の小学校で子供たちに勉強を教え、ソンヒは生花店で働く。慎ましい生活ながらも、二人仲良く暮らす母と娘。大学院編入の準備で忙しいスンミは、晴れやかな顔で、今が一番幸せだと言う。
ファンは父親が死んだ日に一緒に行った場所へウンソンを連れていく。そこで、ウンソンにカレーを作ってやる。まずいカレーを涙ぐみながら食べるウンソン。空港に向かう直前、ファンに「愛してる」とささやき、キスをする。
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華麗なる遺産 コ・ウンソン ソヌ・ファン
ユ・スンミ パク・ジュンセ ペク・ソンヒ イ・ヒョンジン