こずえ率いる高校選抜と富士見学院の練習試合が始まった。だが、富士見学院は真理ら1年生が先発。こずえたちは驚きつつも、富士見からあっという間に第1セットを先取する。しかし第2セット、富士見学院はみどりらレギュラーメンバーを出場させ、試合は一進一退の攻防となる。 「富士見の試合に負けたら、そのままお前は富士見に残れ」という猪野熊の言葉を思い出すこずえ。一方のみどりも選抜との試合に負けたらバレーをあきらめる、と母と約束していた。互いの意地がぶつかり合い、接戦の末、こずえ率いる選抜チームが勝利を収める。
試合後、猪野熊に詰め寄る本郷の姿があった。「今度は鮎原を潰す気ですか?」。現役時代、猪野熊の厳しい指導が原因で親友を自殺に追い込まれたと考える本郷は、いまだ猪野熊を許せず、さらなる不信感を募らせていた。しか し、猪野熊はそんな本郷の追及を言いがかりだと言わんばかりの強気な態度でつき返す。
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