救命救急センターに“集団過呼吸”を起こした若い女性たちが運び込まれた。彼女らはミスコンテスト日本代表の座をかけ、2週間後に迫った最終予選に向けてレッスンを受けていたが、その中のひとり・青木恵理(藤井美菜)が突然過呼吸を起こしたことからほかにパニックが伝染したという。 まもなく、症状が落ち着いた女性たちは帰宅を許可される。だが恵理だけは足もとがふらつき、手に麻痺が残っていた。速水(西島秀俊)は恵理を残らせ、検査入院させることに。田口(伊藤淳史)は数日で済む検査だと説得するが、恵理はレッスンを休むわけにはいかないと抵抗。心配する仲間に「ライバルが減って喜んでるくせに!」と暴言を吐き、再び過換気を起こして倒れてしまう。
一方、白鳥(仲村トオル)は院内で見かけたメディカル・アソート社の佐々木英二(堀部圭亮)に声をかけ、速水との関係を問いただす。15年ほど前、速水がデパートの大規模火災で多くのケガ人を救い、“ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)”と呼ばれるようになったころからメディカル・アソート社と深くかかわるようになり、時を同じくしてメディカル・アソート社が一大医療代理店へ急成長を遂げたことを指摘する白鳥。その追及をかわした佐々木は「あなたには関係のない話だ」と言い捨てて立ち去る。

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