総理として多忙な日々を過ごす中、レクチャーや会談の予定が急遽飛んでしまい、はからずも朝倉啓太(木村拓哉)は翌日休みを取れることとなる。 啓太は東京見物をしたいと望むが、総理の外出は事前に警備計画を立てる必要があるということで断念、せめてかねてから行きたかったビバリーヒルズドーナッツに行きたいと切望する。美山理香(深津絵里)の調整によりビバリーヒルズドーナッツだけは警備体制を整えられることとなり、啓太の願いがかなう。正式に首相補佐官となった韮沢勝利(阿部寛)らと共に早速出発しようとする。
当番秘書官の郡司敏夫(平泉成)も到着しビバリーヒルズドーナッツへ出発、となったその時、韮沢が奇声を発する。1年前に別れた妻の娘がたずねてくるというのだ。娘からの突然の連絡に、普段は頑強な韮沢がへたりこんでしまう。今日の予定の確認のため啓太の家を訪れた理香も事態の変化に驚く。鳴り響く玄関ドアチャイム。緊張が走る。とそこに現れたのは、娘ならぬアメリカ通商代表ハリー・ビンガム(ニコラス・ペタス)。現在来日中で日米構造協議に臨み日本に無理な要求を突きつけている張本人だ。構造協議で日本側が拒否した農産物輸入拡大要求について直接総理と話したいという。 当番秘書の郡司は、官房長官室にいる神林正一(寺尾聰)から電話で指示を受けつつ啓太には下手に何もしゃべらせないよう力を尽くす。本題に入ろうとしたその瞬間またドアチャイムの音が。ついに韮沢の娘が登場する。「アポなしで来たので待つ」というビンガムを和室に残し、一方で韮沢の娘との話しにつきあわされる啓太。啓太はこの危機をどう乗り切るのか。
CHANGE
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